楽屋の話

東京の噺家が大阪の落語を色々教わりに私所に来ます、小遊三師の弟子に春馬と言うのが居りまして、こいつに時うどんと言うネタを教えてやりました、東京では時そばと言うのがありますが、これは大阪から東京に渡って名前が変わり元は大阪です、小遊三曰く
「内の弟子の春馬だけど変な関西なまりの落語やって、誰におそわったのかねえ鶴光さん」鶴光「わしや」小遊三「こらまたえらい
失礼を」口は災いのもとやな。