楽屋のお話

池袋演芸場というのは、100席くらいの、こじんまりとした寄席で、若手の勉強の場として非常によい寄席なんですが、そこへベテランも華をそえます、楽屋で我々が大きな声でしゃべってたら、ある大先輩が舞台から下りてくるなり「楽屋がうるさいって、
客が怒ってるよ」それに応えて、あるそそっかしいので有名な噺家が「師匠、空耳じゃないんですか」先輩「ばか!客が言ってんだ」
あわや喧嘩になる所でした、口は災いの元、気いつけまひょな。