新作落語の鑑

柳昇師匠には芸術協会に入れていただき感謝してます、あの師匠はすごいなぁ80歳超えてもまだ新作を作り、世阿弥花伝書を愛読して、忠臣蔵の47士を80過ぎて覚え寄席でやってましたからね、凄過ぎる、毎日家から30分歩いて電車に乗り、その30分の間に俳句を作り、寄席はおそらく毎日の様に出てましたから、副会長の責任を充分過ぎるほど
はたしてましたな、子ほめと牛ほめを合わせたネタで課長の犬というのがありまして、ある時前で弟子が子ほめをやりまして、師匠がトリで課長の犬をやったんです、私お弟子さんに、子ほめというネタが先に出てるけど、大丈夫と聞くと「うちの師匠はわかってやってますから」との答え、へぇ〜と感心しながら聞いてたら、 やっぱり、受けませんでした、下りてくるなら師匠いわく「随分乗らねえ客だな」当たり前やがな、教えてやれ〜と心で叫びました。