真夏の寄席

高座はライトが当たっているので、その分客席よりも暑いです、出演者に合わせれば、お客様が寒がり文句が来るので、やはりお客様に合わせるのが興行主、ただ、この頃マナーが悪くなり、途中で前の席へウロウロ来たり、話の途中で立ったり、我々よりもお客様の気が散るので、又集中力を元へ戻すのが大変、昔は案内係が高座中はお客様を後ろで待たせておき、高座が終わったら、すばやく案内する名人が居りましたが、今は居りません、特に招待券のお客様は高座中であろうと、隣としゃべるは立ったり座ったり
お客様は多いほうがやり易いですが、両方ええ事はおまへんな。