噺家

噺家は一人ですべてをかぶらなければならない、受けた時の喜び、滑ったときの焦燥感、漫才は二人ないし三人がそれぞれ分割される、喜びは二人三人で分けあえるし、受けなかったときのショックも分散できる、ところが相方にやめられたり、死なれたりすると、その後持続するのは難しい、消滅してしまう
やはり噺家で良かったとこのごろつくづく思いまんな。